RaceReport/2006/湖東
ども、いっきゅうです。
湖東レースのレポートです。
4月1日2日は、滋賀県のクレフィール湖東で、wemの第1戦でした。
前日まで、雪の舞う寒い天候で、愛知から向かう我々は、関が原の通行止めが、一番の心配でしたが、幸い寒波が去り、代わりに決勝は、豪雨と、雷の中での決勝レースでした。
クレフィール湖東は、滋賀県の近江八幡の近くにある、交通教育施設で、安全運転講習会とか、企業の研修会とかを、普段はやっている、施設らしいです。
我々は、会場の中にトランポの出し入れできる時間が限定されていることから、その時間に合わせて、会場に向かい、少し遅れて入場しました。
クレフィールのコースは、ストレート2本と、2つのコーナーで構成された、シンプルなレイアウトです
ただし、のぼり勾配が、3パーセント近くあるため、ギア比を、低めに取らないと、登りの電流値が、モーターの効率点を、外れてしまうし、下りは、速度が高くなりすぎて、モーターの回転数が、高くなりすぎ、モーターが回生を、起こします。
回生効率の良いモーターなら良いのですが、自分たちの使っているものは、それほど良くはないのです
とはいえ、1時間連続走行のデータもないので、ギア比は、低めで、テスト走行を走ることにしました。
車検が、テスト走行の後にあり、一応何の問題もなくパスです。
4月1日は、終日穏やかで、大きな忘れ物もせず、淡々と予選を走り、パンクも起こらず、31周回をこなし、予選総合6位でした。
ただ、湖東の周回路は、バンクのついたオーバルなので、コーナー内側は、ゴミがたまりやすく、オーガナイザーからの指示は、コースの内側を走行するように言われていたので、パンクの心配は、相変わらずでした。
2日の決勝は、雨が予想され、視界が悪くなると、低速車の追い抜きを、内側からすることになりかねず、雨量が、成績を左右することが、予想されたのです。
今回の大会は、ソーラーカーレースとの併催で、悪天候のため、4時間のソーラーカーレースが、2時間に短縮され、我々のレースも、2時間マエダオされました。
予定外、突然の変更は、今回のオーガナイザーは、良くやるので、文句言いながらも、皆さん準備しておりました。
我々も、準備に入り、会場内での発電機を使った充電は禁止。と言うレギュレーションにあわせ、会場の外で、発電機でお湯を沸かし、充電し、軽く硫酸の匂いのする、バッテリーを、特売の格安カイロに包んで、決勝グリッドに向かいました。
ここで、プチトラブルが、曇り止めスプレーが、キャノピー全体にいきわたらないうちに、無くなってしまいました。
視界確保に、重要な部分に集中して、使うことに、、、。
キャノピーが曇るのは、ドライバーにとっては、かなり厳しいことなので、申し訳なかったです。
とはいえ、時間とともに、いつもどうり、スタートしていきました。
決勝のレースは、終始大粒の雨が、降り続くコンディションでした。
スタートして、6週回目にスローパンクチャーが出て、タイヤを交換するために10分程停車、再スタートして最後まで、何とか走り続けられました。
ほかのチームも、パンクや、回路トラブルで、ピットに入ったり、リタイヤするチームが多かったようです。
パンク後のペース配分を振り返ると、少しレシオが高かったかな、とも思いますが、昇圧幅の調整で、何とかなる範囲だったかなとも思います。
パンクが惜しまれるレースでした。
結局、総合10位でした。
今回のトップも、女性ドライバーです。WEMレースは、女性ドライバーが、結構います。
以前は、2時間レースが多く、体力的に、厳しいかったんですが、今は殆どが、1時間レ−スになりました
表彰式に後に配られる、週回数の記録されたリザルトを貰いにいったら、自分たちが、オープンクラスで、5位に入っていて、賞品まで貰えてしまいました。
自分たちもパンクして、週回数少なかったんですが、よそのチームも、電気回路の故障や、パンクで、トラブっていたんですね。
帰らなくて良かった。(笑)